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#44 カフェと読書はベストマッチ!
2024年11月11日
はじめまして、広報部門の横堀です。第44回のブログを担当します。さて、cafe あすなろに参加して”カフェ”というものに大きく関わることになりましたが、私の中で”カフェ”のイメージはもっぱら「読書」であります。夏休みには、暇な時間を読書に費やした私が選ぶ、お勧め本を2冊挙げたいと思います。
まず、私のベストオブ小説『砂漠』(伊坂幸太郎著・新潮社、2010年)を紹介します。主要メンバーは5人の大学生。苗字に「東西南北の一字をもつ4人」と「鳥井」が、麻雀をきっかけに交流し物語が進みます。入学から卒業までを春夏秋冬で駆け抜ける、疾走感あふれる長編小説です。私がこの本に出会ったのは中学2年生。やっと彼らと同じ目線に立ちました。彼らのドタバタ劇にも負けないような充実した大学生活を謳歌したいと思える作品です。特に大学生以下の方、読んでいただきたい!
次にお勧めするのはカフェで読むべき作品第一位(個人の見解です)の『コーヒーが冷めないうちに』シリーズ(川口俊和著・サンマーク出版、2015年)です。過去や未来に行ける不思議な席があるという喫茶「フニクリフニクラ」。この作品を推す理由は、舞台が他でもない”カフェ”であることでしょう。丁寧な描写は、目の裏に店内の様子が浮かび上がるようで、あすなろで読むと一層、現実とのリンクを感じられそうですね。あなたも登場人物の気持ちを味わえるかも ……!1冊に短編4話収録というコンパクトさからも、カフェでのひとときを楽しめる作品です。
以上、好きな作品紹介でした。読書の時間は意識しないと充分に取れないものだと知りました。その点、カフェは絶好の読書チャンス!お好きな作品を片手に、cafeあすなろにぜひお越しください!
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